Lamborghini Urus S|ECUチューニング+バブリング+アイドリングストップ無効化【2023年式も対応】
■ 今回の車両:Lamborghini Urus S(2023年式)
今回施工したのは 2023年式 Lamborghini Urus S(EA825 4.0 V8 TwinTurbo)。
Urus 系列は年式が進むごとにセキュリティが強化されているため、
2023年式でECU書き込みが可能だったのは大きな収穫 です。

他店では「ECUを外してチューナーへ郵送」と案内されるケースも多いようですが、
当店では 車両預かりなし・約2時間で完了。
その点を非常に喜ばれていました。
■ 今回の施工内容
- ECUチューニング(Stage1相当)
- バブリング設定(全モード対応)
- アイドリングストップ永久OFF(エンジン始動時からOFF固定)
- テスト走行で最終調整(1800rpm付近から自然にバブリング発生)
■ まずは豆知識:VW / Audi / Lamborghini系は「ボンネットを開けないと書き込めない」

VWグループは年式が新しくなるほど、
書き込み時にボンネットを開けないとECUがロックして書き換えができない という仕様があります。
Urus Sも同様で、年式によるクセを理解していると作業がスムーズです。
■ ECUチューニングによる変化
Urus S のEA825は、ECUを最適化するだけで劇的に変わります。
- 加速時の“溜め”がなくなる
- 中間トルクが太くなる
- ターボの立ちが早くなる
- スロットルレスポンスが鋭くなる
読み出し・書き込みは車内OBDから実施。
Urus系は電源制御が安定しているためチャージャーなしでも安全でした。
■ 要望の多かった「全モードでバブリング」を実現
今回のお客様は、他店舗では
「バブリングはスポーツ/コルサのみで、ストラーダでは無理」
と言われたそうですが——
結論:
当店では全モードでバブリング可能です。
なぜストラーダでも鳴らしたいのか?
お客様いわく:
- 乗り心地が良い
- アクセルがマイルドで街中が楽
- 余計な回転上昇がなく、燃費も良い
つまり「ストラーダの快適性 × 控えめバブリング」が理想とのこと。
今回の車両は 1800rpm 付近から自然に弾けるように調整 し、
スポーツモードでもストラーダモードでも心地よく鳴る仕様に仕上げました。
■ アイドリングストップ無効化
Urusのアイドリングストップは
再始動後に毎回ONに戻るため、多くのユーザーが不満に感じています。
今回の施工ではECU内部で設定を書き換え、
完全OFFで固定(エンジンONで常にOFF)。
- 信号待ちで勝手にエンジンが止まらない
- スターターモーターの負担軽減
- 街中の走りがスムーズに
一度施工すると「戻れない」人気メニューです。
■ テスト走行で最終セットアップ
施工後は必ず試走を行い、
今回の個体では最終的に 1800rpm付近から自然なバブリング が得られるよう調整。
過剰に爆ぜず、高回転で気持ちよく抜ける“Urusらしい”サウンドに仕上げました。
■ 今後の展望:Urusは街中に増え、確実にマーケットになる
近年、都市部で Urusを乗っている人が急速に増加 しています。
特にUrus S / Urus Performante は今後、
Gクラス同様に カスタム&ECUチューニングの主要マーケット になると感じています。
- バブリング需要
- アイドリングストップ無効化
- ハイスピード領域の最適化
- アクセルレスポンス改善
すでにUrus/S系オーナーからの問い合わせは多く、
今後も伸びるカテゴリーです。
お近くの店舗でご相談いただけます。
フランチャイズ加盟も募集中です。

