アバルト500コンペティツィオーネ ECUチューニング｜OBD対応＆バブリング施工
■ ECU：Bosch ME7.9.10
今回の車両はAbarth 500 Competizione（1.4T／5MT）。
搭載されているECUはBosch ME7.9.10で、OBDポートから直接データの読み書きができるタイプです。
車両側を開ける必要はなく、パソコンをつないで安全に作業できます。
データの読み出しと書き込みはそれぞれ約5分ほど。
チューニングデータの作成には30分ほどかけて、点火・燃料・過給圧・オーバーランの各制御を最適化しました。
外部電源やチャージャーは使用せず、電圧が安定した状態で完了しています。
■ 書き換えの様子
吸い出した純正データを解析し、Stage1相当のセットアップに調整。
過度なピークを狙うのではなく、普段の街乗りで扱いやすく、
レスポンスのつながりが自然になるような味付けにしています。
バブリングも控えめな設定。
Abarthはリアマフラーがストレート構造に近いため、
わずかな調整でも音が反響して弾けるように聞こえます。
実際の制御値は穏やかでも、音の迫力は十分です。
■ 走行後の印象
書き換え後は、発進時のもたつきが減り、中速からの加速がスムーズに繋がる印象です。
お客様も最初は「そんなに変わるのかな？」という反応でしたが、
少し走ってすぐに「確かに今まで感じていた壁がなくなった」と体感されていました。
■ チューニング内容まとめ
✅ ECU：Bosch ME7.9.10
✅ 接続：OBD（車両内ポート）
✅ 読み出し：約5分
✅ 書き込み：約5分
✅ データ作成：約30分
✅ 仕様：Stage1相当＋軽めバブリング設定
✅ チャージャー未使用
短時間で「違いがわかる」仕上がりを提供しています。
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