【施工記録】ポルシェ992カレラ ECUチューニング+ドラゴンアフターファイヤ|純正385馬力から470馬力・170Nmアップ|mbFAST Tuning
ポルシェ992カレラに、ECUチューニングとドラゴンアフターファイヤの施工を行った記録です。以前アヴェンタドールに乗っていたオーナー様から、あの激しいバブリングとアフターファイヤを992カレラでも再現したいというご依頼をいただきました。すでにフルストレートマフラーへ交換済みの車両で、エラーコード対応・ECUチューニング・バブリング設定までを1日で仕上げています。

車両情報
| 車種 | ポルシェ 992 カレラ(3.0L 水平対向6気筒ツインターボ) |
|---|---|
| 作業内容 | ECUチューニング(OBD書き換え)/バブリング・ドラゴンアフターファイヤ |
| 出力 | 純正 385PS・450Nm → 最大 470PS・620Nm(+85PS/+170Nm) |
| 作業日 | 2025年7月9日 |
| 施工店 | mbFAST Tuning |
作業内容
ドラゴンアフターファイヤの開発とバブリング設定
アヴェンタドールやムルシエラゴはECUの構造上バブリングのプログラムを組みやすい一方、ポルシェ992はコンピューターの制御が複雑で、長い炎を出すセッティングは簡単ではありません。今回はmbFAST Tuning独自の992専用プログラムを使い、マフラーから単に火が出るだけでなく、まとまった炎が溢れ出る「ドラゴンアフターファイヤ」として仕上げました。通常のバブリングのみへの設定変更にも対応しています。
アフターファイヤ・ドラゴンアフターファイヤの施工には、第一触媒を含むフルストレートマフラーへの交換が前提条件になります。純正触媒が残った状態では炎を出す設定を組み込むことができないため、依頼時点でこの車両はすでにフルストレートマフラーへ交換済みでした。
アクセルオフの瞬間に燃焼室に残る未燃焼ガスの量とタイミングを制御することで炎の出方が決まります。プログラムの詰めが甘いと、炎が出ない・単発で終わる・逆に不安定な失火につながるため、車種ごとに専用データを作り込む必要があります。

ECUチューニングによる出力向上
バブリングの施工と同時に、ECUチューニングも行いました。ポルシェ992カレラは純正状態でも十分な性能を持つ車両ですが、ブースト圧・点火時期・燃料噴射のマップを書き換えることで、純正385PS・450Nmから最大470PS・620Nmへ、+85PS・+170Nmの向上となりました。パーツの追加や交換は行わず、ECUの書き換えのみでの数値です。
数値としては約13%の上乗せですが、体感として効いてくるのは170Nmというトルクの増加分です。日常域での踏み出しや、追い越しでアクセルを開けたときの押し出し感が変わります。

社外マフラー装着車のエラーコード対応
ポルシェ992に社外マフラー(ストレートマフラー・触媒レスマフラーなど)を装着すると、O2センサーエラーや触媒劣化警告などのチェックランプが点灯するケースがあります。今回もフルストレートマフラー装着に伴うPコードをECU側で読み取り、警告が表示されないようプログラム処理を行いました。
マフラー交換後にチェックランプが点灯して困っているオーナー様や、社外バルブコントロールモジュールによる出力低下の警告が気になる方も、ECUチューニングによるエラーコードの消去・無効化で対応できる場合があります。
エラーコードの消去は、あくまで警告表示を出さないための処理であり、車両側のセンサーそのものを取り外すわけではありません。マフラー交換前後で走行フィーリングに違和感がないかを実走行で確認したうえで、最終的なデータとして書き込んでいます。

作業のポイント
ハードウェアの追加・交換なしに、ECUの書き換えだけで+85PS・+170Nmと炎の演出(ドラゴンアフターファイヤ)の両方を実現できた点がこの施工の要点です。純正ECUデータは施工前に保存しているため、必要であれば元の状態へ戻すことも可能です。
フルストレートマフラー装着車特有のエラーコードも、パーツを追加することなくソフトウェア側の処理で解消しました。マフラー交換とセットでECUチューニングを検討することで、警告灯の点灯を気にせず走行できる状態に仕上がります。
ドラゴンアフターファイヤは炎の量・音量ともにインパクトの大きい設定のため、テスト走行を重ねてノッキングやかぶり症状が出ないラインを探りながら詰めています。派手さと機械への負担のバランスを取ることを重視した設定です。
よくあるご質問
Q. ポルシェ992カレラにバブリングは入れられますか?
入れられます。ただし992はコンピューターの制御が複雑で、アヴェンタドールなどと比べてプログラムの開発難易度が高い車種です。mbFAST Tuningでは992専用のドラゴンアフターファイヤ・プログラムを用意しています。通常のバブリングのみの設定にも対応可能です。
Q. 社外マフラー装着後のチェックランプは消せますか?
対応可能なケースが多いです。O2センサーエラーや触媒劣化警告など、社外マフラー装着に伴うPコードをECU側で読み取り、警告が表示されないようプログラム処理を行います。フルストレートマフラー装着後にチェックランプが点灯してお困りの方はご相談ください。
Q. アフターファイヤとECUチューニングは同時に施工できますか?
同時に施工できます。今回もバブリング・ドラゴンアフターファイヤの設定とECUチューニングによる出力向上を、1回の書き換え作業でまとめて行っています。ただしアフターファイヤ系の施工には、第一触媒を含むフルストレートマフラーへの交換が前提条件です。
施工動画
ドラゴンアフターファイヤの音とテスト走行の様子は動画でご確認いただけます。
この施工の詳しい経緯は mbFAST Tuning 本店ブログの記事 でもご紹介しています。
※車検対応可否は車両状態・地域により異なります。公道使用に関わる詳細はお問い合わせください。
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