【施工記録】ランボルギーニ レヴェルト ECUアンロック第一号|バブリング・アフターファイヤー施工|mbFAST Tuning

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ランボルギーニの最新フラッグシップ「レヴェルト」に、国内での前例がないECUアンロックと、バブリング・アフターファイヤーのサウンドカスタムを施工しました。長野の正規代理店SFIDA様との共同開発案件で、ECUの特定から現地での現車合わせまで、複数の工程を経て仕上げています。レヴェルトは自然吸気6.5L V12に3基のモーターを組み合わせた新世代のハイブリッドフラッグシップで、アヴェンタドールの後継として登場した現行ランボルギーニの頂点に立つ一台です。最新モデルゆえに前例も情報も少ない中、ECUを探すところからの取り組みとなり、施工の全工程を段階的に検証しながら進めています。

ドアを開けた状態でガレージに入庫したランボルギーニ レヴェルトのフロントビュー

車両情報

車種ランボルギーニ レヴェルト(6.5L V12ハイブリッド)
作業内容ECUアンロック(国内前例なし)/バブリング・アフターファイヤー設定
作業日2026年6月18日〜20日
施工店mbFAST Tuning

作業内容

課題:前例のない最新ECUとの格闘

レヴェルトの施工における最大の難関は、ECU(エンジンコントロールユニット)そのものでした。最新世代のスーパーカーはセキュリティが非常に強固で、従来の手法では読み出しも書き換えも受け付けません。加えてレヴェルトは自然吸気V12に3基のモーターを組み合わせたハイブリッド構成で、エンジン単体ではなくパワートレイン全体が複雑に協調制御されています。サウンド面だけを安易に触れば、車両全体の制御バランスを崩しかねません。「アクセスできること」と「安全に書き換えられること」はまったくの別問題です。

ECUアンロックに挑んだランボルギーニ レヴェルト

ECUの特定・取り外しから、約1週間でのアンロックまで

まず車両からECUを正確に特定して慎重に取り外し、弊社へ郵送していただきました。前例の少ない車両だけに、この最初の一歩から丁寧な作業が求められます。ロック解除の作業を進め、今回はおよそ1週間でアンロックに成功しました。アンロック後は車両のデータを抜き出し、点火マップをはじめとする各種データを一晩かけて解析。レヴェルト本来の制御を読み解き、どこをどう触ればサウンドを引き出せるかの方針を固めました。この段階での見極めが、後工程の現車合わせの精度を大きく左右します。

取り外したランボルギーニ レヴェルトのECU本体

長野での現車合わせと、夜通しのインストール開発

いきなり現地で本番とはせず、まずアンロック済みのECUだけを先に返送し、エンジンが正常に始動するかを確認。安全性を一つずつ確かめながら進めるのが基本方針です。始動確認が取れたのち、現地・長野へ移動して現車合わせを行いました。実際にインストールしては挙動を確かめ、調整してはまた書き込む——その繰り返しです。途中で車両がセーフモードに入る場面もありましたが、一つずつ原因を切り分けて対処し、作業が完了したのは翌朝になってからでした。

長野での夜通しの現車合わせ・インストール開発作業

完成:解き放たれたV12サウンド

施工後、レヴェルトはアクセルオフのたびに歯切れのよいバブリングを奏で、シフトアップではアフターファイヤーが鋭く弾けるようになりました。夜間の走行では、リアから青い炎が上がる場面も撮影できています。ノーマルの上質さを損なうことなく、ドライバーの操作に呼応してサウンドが表情を変える一台に仕上がりました。

夜間の走行中にアフターファイヤーで青い炎を上げるランボルギーニ レヴェルトのリア

作業のポイント

この施工のポイントは、前例のない最新ハイブリッドECUに対して、アンロックから現車合わせまでの工程を段階的に安全確認しながら進めたことです。ECUだけを先に返送してエンジン始動を確認する、セーフモードに入った際は原因を一つずつ切り分けるなど、一気に進めず着実に検証を重ねたことで、ノーマルの上質さを損なうことなく、アクセルオフ時の歯切れよいバブリングとシフトアップ時の鋭いアフターファイヤーを両立させています。一晩を費やすだけの価値がある仕上がりとなりました。この施工で得られたアンロックとキャリブレーションのノウハウは、後日、運転席から4種類のサウンドを切り替えられるマップスイッチ機能の開発にもつながっており、レヴェルトのサウンドカスタムにおける最初の一歩となった記録です。

よくあるご質問

Q. なぜレヴェルトのECUアンロックはここまで難しいのですか?

最新世代のスーパーカーはECUのセキュリティが非常に強固で、通常の手法では読み書きができません。またレヴェルトはハイブリッドV12のため、サウンド面だけを安易に触るとパワートレイン全体の制御バランスを崩しかねず、アクセスできることと安全に書き換えられることは別の問題です。

Q. 作業にはどれくらいの期間がかかりましたか?

ECUの特定・取り外しから弊社でのアンロックまでに約1週間、データ解析を経て、現地・長野での現車合わせのインストール作業は夜通しで行い、翌朝までに完了しました。

Q. 純正の上質さは損なわれませんか?

損なわれません。ノーマル走行時の上質さはそのままに、アクセルオフ時のバブリングやシフトアップ時のアフターファイヤーなど、ドライバーの操作に応じてサウンドが変化する設計にしています。静かに走りたい場面ではノーマルの落ち着いた特性が保たれます。

施工動画

施工後のサウンドは動画でご確認いただけます。

この施工の詳しい経緯は mbFAST Tuning 本店ブログの記事 でもご紹介しています。

※車検対応可否・公道での使用可否は車両状態や地域により異なります。改造の内容によっては公道走行に適さない場合がありますので、詳細はお問い合わせください。

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