【施工記録】フェラーリ812 Superfast ECU書き換え(ステージ2)+バブリング|純正800馬力から825馬力以上へ

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フェラーリ812 SuperfastのECU書き換え(ステージ2)とバブリング(Pops & Bangs)の施工記録です。6.5L V12自然吸気エンジンは純正でも800馬力/718Nmを発生しますが、点火時期やトルクマップの最適化により825馬力/750Nm以上へパワーアップしました。あわせて、アクセルオフ時に歯切れの良い破裂音が出るバブリング設定も組み込んでいます。スーパーカーならではの構成であるツインECUを扱った、記録として貴重な一台です。

フェラーリ812 Superfast ECU書き換え施工車両

車両情報

車種フェラーリ 812 Superfast(6.5L V12自然吸気)
作業内容ECU書き換え(ステージ2)/バブリング設定(Pops & Bangs)
出力純正800PS・718Nm → 825PS・750Nm以上
作業日2024年11月8日
施工店mbFAST Tuning

作業内容

片バンクずつECUを取り外してのデータ読み書き

812 SuperfastはV型12気筒エンジンの特性上、ECUが片バンクずつ2個搭載されています。そのため、車両からそれぞれのECUを取り外し、片バンクずつ純正データを読み出す作業から始めました。データの読み書き自体は両バンク合わせて約5分で完了しますが、そこから書き換え用のチューニングデータを作成するのに約2時間かけています。自然吸気エンジンはターボ車と違って過給圧という調整代がないため、点火時期と燃料噴射のマップをどこまで攻められるかがパワーアップの鍵になります。今回のご依頼は、高速道路で日産GT-Rに引き離されてしまったオーナー様が「もう一度渡り合えるパワーが欲しい」とご相談くださったことがきっかけでした。バブリングも楽しみたいというご要望をあわせていただき、ステージ2チューニングとの同時施工をご提案し、ご納得いただいたうえで作業に着手しています。

フェラーリ812 Superfast 片バンクECUの取り外し作業

点火時期とトルクマップの最適化で825馬力以上に

点火時期やトルクのマップを車両特性に合わせて最適化した結果、純正800馬力/718Nmから825馬力/750Nm以上へのパワーアップに成功しました。自然吸気エンジンでありながら、車体が軽くなったかのような鋭くスムーズな加速フィーリングへと変化しています。さらに同じ書き換えの中でバブリング(Pops & Bangs)も組み込み、アクセルオフ時に歯切れの良い破裂音が出る仕様に仕上げました。マフラーは交換していないため、純正の排気系のままでの音質になりますが、それでも十分に迫力のあるサウンドに仕上がっています。

フェラーリ812 Superfast チューニングデータ作成の様子

施工後のメーター表示と試乗確認

書き込み後は試乗して加速フィーリングを確認しています。アクセルを踏み込んだ瞬間の付きとトルクの乗りが純正状態とは別物になり、825馬力/750Nm以上へパワーアップしたことをメーター表示でも確認できました。バブリングサウンドも狙いどおりの迫力で、走る楽しさと音の演出を両立した仕上がりになっています。オーナー様にも試乗の段階から手応えを感じていただき、当初のご相談内容だったパワー面でのご要望にお応えできる結果となりました。

フェラーリ812 Superfast 施工後のパワーチェック結果

施工の様子は動画でもご覧いただけます。

作業のポイント

V12ツインバンク構成のECUは片方ずつの脱着・読み書きが必要になるため、V8やV6のエンジンに比べて作業の手間は増えますが、データ作成自体の考え方は共通しています。自然吸気エンジンのパワーアップは過給圧という調整代がない分、点火時期・燃料噴射・トルクマップの精緻な作り込みが仕上がりを左右します。バブリングとパワーアップの同時施工は、一度の書き換えで両方のデータを反映できるため、別々に依頼するよりも作業時間・費用の面でも効率的です。純正データは保存済みのため、必要であれば元の状態への書き戻しも可能です。スーパーカーのECUチューニングは車両価格が高いぶん失敗が許されない領域ですが、片バンクごとのデータを慎重に検証しながら仕上げることで、安全マージンを確保したうえでのパワーアップを実現しています。

よくあるご質問

Q. V12エンジンのECUチューニングは他のエンジンと何が違いますか?

812 Superfastのように片バンクずつECUを2個搭載する車両では、それぞれを取り外してデータを読み書きする必要があります。手間は増えますが、チューニングデータ自体の作り込み方は他のエンジンと共通しており、対応可能な範囲も基本的には変わりません。

Q. 自然吸気エンジンでもパワーアップできますか?

できます。ターボ車のような過給圧の調整はできませんが、点火時期・燃料噴射・トルクマップの最適化により、今回のように純正800馬力から825馬力以上へのアップが可能です。数値の伸び幅は車種やベース馬力によって変わります。

Q. バブリングとパワーアップは同時に施工できますか?

同時に施工できます。今回の812 Superfastも一度の書き換えでステージ2のパワーアップとバブリングの両方のデータを反映しており、別々にご依頼いただくより作業時間も費用も抑えられます。まとめてのご相談も歓迎しています。

※出力の数値は施工内容・車両状態により異なります。V型エンジンのECU脱着は片バンクずつの作業となるため、作業時間は車種やエンジン構成により変動します。詳細はお問い合わせください。

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この施工の詳しい経緯は mbFAST Tuning 本店ブログの記事 でもご紹介しています。

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