【施工記録】フォルクスワーゲン ゴルフR(Mk7)バブリング施工|アフターファイヤーを強化|mbFAST Tuning
フォルクスワーゲン ゴルフR(Mk7)のバブリング施工を行いました。ご依頼車両はすでに他社のリモートツールでECUチューニング(Stage2相当)を施工済みで、バブリングも作動してはいたものの、音量が控えめでアフターファイヤーも出ない状態でした。今回はそのバブリングデータのみを、mbFAST独自の設定に追加・調整しています。既存のチューニングデータを変えずに音の演出だけを強化したいというご要望に応える形の施工記録です。

車両情報
| 車種 | フォルクスワーゲン ゴルフR(Mk7) |
|---|---|
| 作業内容 | バブリング施工(他社チューニング済みデータへの追加・再設定) |
| 作業日 | 2022年12月2日 |
| 施工店 | mbFAST Tuning |
作業内容
ECUを開けての生データ抽出
Golf RやGTIが属するMk7世代のVW/Audi系ECUは、OBDポート経由では内部の生データまで抽出できない構造になっています。バブリングデータを追加・編集するには、まずECU本体を車両から取り外し、カバーを開けて基板に直接アクセスし、生データを読み出す必要があります。
本車両はすでに他社のリモートツールでStage2相当のチューニングが施されていたため、まずはその状態のデータをそのまま抽出することから作業を始めました。作業中はECUとの接触が安定しない場面があり、当初の見込みより時間を要し、合計で約12時間の作業となりました。

他社のリモートチューニングとの違い
最近はOBDポート経由でチューニングデータを書き換える「リモートチューニング」を提供する業者も増えていますが、これは主にECU内部の生データを直接扱わず、あらかじめ用意されたチューニングファイルをOBD経由で上書きする方式です。生データを直接編集するmbFASTのアプローチとは工程が異なり、既存のリモートチューニングデータを活かしたままバブリングだけを追加編集する場合も、まずは現在書き込まれているデータをECU側から正しく読み出す必要があります。
なお本車両のご依頼は、以前バブリング・アフターファイヤーの施工を行ったGLA45オーナー様のご紹介によるものでした。mbFASTでは施工内容の口コミやご紹介でご依頼いただくケースも多く、今回のように「知人の仕上がりを見て」というご依頼にも同じ手順・同じ基準で対応しています。
バブリングデータの編集とアフターファイヤーの追加
抽出したデータをもとに、アクセルオフ時の燃料カット・点火タイミングを編集し、パン・パンという排気音とアフターファイヤーが出るバブリングデータを作成しました。本車両はフロント側の触媒がすでにストレート形状のパーツに交換された状態だったため、この構成であればアフターファイヤーを含めた迫力のあるバブリングを鳴らすことができます。
完成したデータはECUへ書き戻したうえで試走し、アクセルオフのたびに狙いどおりの音とアフターファイヤーが出ることを確認して納車としました。
作業のポイント
この施工のポイントは、他社ですでにチューニング済みのデータを壊さずに、バブリングの設定だけを追加編集できる点です。Golf RやAudi TTなど一部のVW/Audi系モデルはOBD経由での生データ抽出ができないため、ECUを開ける作業が前提になり、他メーカーの車両より作業時間がかかる傾向があります。今回のようにフロント触媒がストレート形状であれば、アフターファイヤーを伴う迫力のあるバブリングに仕上げやすくなります。
ECUを開ける作業は、コネクタやピンへのアクセスを誤ると基板を傷める可能性があるため、車種ごとの構造を把握したうえで進める必要があります。今回のように接触が安定しない場面が出ることもあり、想定より時間がかかる場合がある点も踏まえて日程には余裕を持ってご依頼いただくことをおすすめしています。
よくあるご質問
Q. 他社でリモートチューニング済みの車両でも、バブリングだけ追加できますか?
対応できます。本車両も他社のStage2相当のチューニングデータはそのまま活かし、バブリングの設定のみを編集・追加しました。既存のチューニングデータを壊さないよう、抽出したデータをベースに編集する形で作業しています。
Q. Golf RやGTIのバブリング施工に時間がかかるのはなぜですか?
Mk7世代のVW/Audi系ECUは、OBDポート経由では内部の生データまで抽出できない構造のため、ECU本体を車両から取り外して基板に直接アクセスする必要があります。この作業が前提になる分、OBDのみで完結する車種より工程が増えます。
Q. アフターファイヤーを出すにはどんな条件が必要ですか?
バブリングデータの設定に加えて、フロント側の触媒がストレート形状(触媒レス相当)になっていることが条件になります。純正の触媒がそのまま残っている場合は、触媒内部で炎が処理されてしまうため、アフターファイヤーは出にくくなります。触媒交換の有無によって仕上がりの迫力が変わる点は、施工前にご案内している内容です。
施工動画
バブリングとアフターファイヤーのサウンドは動画でご確認いただけます。
この施工の詳しい経緯は mbFAST Tuning 本店ブログの記事 でもご紹介しています。
※車検対応可否は車両状態・地域により異なります。公道使用に関わる詳細はお問い合わせください。
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