メルセデス・ベンツ X167 GLE63 S AMG バブリング施工|48Vマイルドハイブリッド車へECU直接書き換え|mbFAST Tuning

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2021年式メルセデス・ベンツ X167 GLE63 S AMGにバブリング設定を施工しました。搭載エンジンは4.0L V8ツインターボに48Vマイルドハイブリッドを組み合わせたユニットで、国内でも施工例の少ない構成の車両です。

年式が新しいこともありOBDポート経由でのセキュリティが強化されており、通常のOBD書き換えでは対応できないケースでした。今回はECUへ直接アクセスする方式でデータの読み書きを行っています。GLE63 S AMGクラスの大型SUVにバブリングを組み込んだ事例として、貴重な記録になりました。

mbFAST Tuningがバブリング施工したベンツGLE63S AMGの正面

車両情報

車種メルセデス・ベンツ X167 GLE63 S AMG(4.0L V8ツインターボ+48Vマイルドハイブリッド)
作業内容バブリング設定(ECU直接アクセスによる書き換え)
作業日2023年6月27日
施工店mbFAST Tuning

作業内容

OBDでは書き込めない年式への対応

2021年式のGLE63 S AMGは、OBDポート経由でのアクセスに強固なセキュリティが設けられており、通常の手順では書き込みができない状態でした。近年の年式ほどこの傾向は強くなっており、車両ごとにセキュリティレベルを見極める必要があります。

そこでECUを取り出し、直接データを読み書きする方式に切り替えて対応しました。OBD経由に比べて作業の手間は増えますが、確実にデータへアクセスできる方法です。

mbFAST Tuningがバブリング施工したベンツGLE63S AMGの側面
mbFAST Tuningがバブリング施工したベンツGLE63S AMGのエンジンルーム

ECU直接アクセスでのバブリング書き換え

エンジンルーム内のECUに直接アクセスし、アクセルオフ時にアフターファイヤー音が出るようデータを書き換えました。48Vマイルドハイブリッドとの組み合わせは制御の構成が複雑になりやすい部分ですが、通常のV8ツインターボ車と同様の手順でバブリング設定を組み込めています。回生・アシスト用のモーター制御とエンジン側の点火・燃料制御は別系統のため、バブリング設定自体がハイブリッドシステムに影響を与えることはありません。

mbFAST TuningがベンツGLE63S AMGのECUデータをOBDから抜こうとしている画面
mbFAST TuningがベンツGLE63S AMGのECUから直接データを抜いているところ

書き換え後はテスト走行でサウンドを確認しています。最近の車両はバルブ機構の操作方法も変わってきており、以前のようなボタン操作とは異なるインターフェースに慣れる必要がありますが、バブリング自体は狙いどおりの音を実現できました。試走ではアクセルオフのタイミングごとに音の出方を細かく確認し、不自然な発生タイミングにならないよう微調整しています。

バブリング施工後のベンツGLE63S AMGのテスト走行の様子

最新モデルへの対応という課題

自動車メーカー各社はセキュリティ対策を年々強化しており、OBD経由での書き換えができる範囲は年式が新しくなるほど狭くなる傾向にあります。48Vマイルドハイブリッドのような新しい制御システムが加わることで、対応の難易度はさらに上がります。

それでもECUへの直接アクセスという手段を確立しておくことで、OBD経由での対応が難しい車両にも道が開けます。今回のGLE63 S AMGはその代表的な事例のひとつといえます。今後も同様の新しい年式・グレードへの対応力を維持していくことが、こうした施工実績を積み重ねるうえで欠かせません。

作業のポイント

48Vマイルドハイブリッドを組み合わせた最新のAMGモデルは、OBD経由でのアクセスが年々難しくなっている一方、ECUへの直接アクセスという手段によって対応の幅を確保できています。年式が新しいからといって施工自体を諦める必要はなく、車両ごとの状態を確認したうえで最適な方法を選んでいます。

国内でもまだ施工例の少ない48Vハイブリッド構成のAMGだけに、今回の記録は同型のオーナー様にとっても参考になる事例と考えています。作業自体はパーツの追加・交換を伴わないデータ書き換えのみのため、見た目の変化はなく、サウンドの変化のみを楽しめる施工です。

よくあるご質問

Q. OBDから書き込めない年式でも施工できますか?

できます。今回のGLE63 S AMGのようにOBD経由でのセキュリティが強固な車両では、ECUへ直接アクセスする方式に切り替えて対応しています。年式が新しいほど確認に時間がかかる場合がありますので、事前のご相談をおすすめします。

Q. 48Vマイルドハイブリッド車ならではの注意点はありますか?

制御の構成自体は複雑になりますが、バブリング設定に関しては通常のV8ツインターボ車と同様の手順で対応できています。事前の車両診断で個体ごとの状態を確認したうえで作業に入ります。

Q. パワーアップも同時に依頼できますか?

対応可能です。今回はバブリング設定のみのご依頼でしたが、ECUチューニングによる出力面の調整もあわせてご相談いただけます。48Vハイブリッド車の出力面の調整は個体ごとに検証が必要です。

施工動画

バブリングサウンドの実際の様子は動画でご確認いただけます。48Vマイルドハイブリッドを搭載した車両でも、狙いどおりのサウンドを再現できています。

今回のようにセキュリティが強固な年式の車両でも、ECUへの直接アクセスという選択肢があることで施工の可能性が広がります。同様の年式・グレードのオーナー様からのご相談もお待ちしています。

GLE63 S AMGに限らず、48Vマイルドハイブリッドを搭載した最新のAMGモデルは今後さらに増えていくと見られます。今回積み上げた対応ノウハウは、同様の構成を持つ他モデルへの施工にも活かせる知見です。

この施工の詳しい経緯は mbFAST Tuning 本店ブログの記事 でもご紹介しています。

※車検対応可否は車両状態・地域により異なります。公道使用に関わる詳細はお問い合わせください。

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