メルセデスベンツ E63S AMG Edition1 ECUチューニング+バブリング|日本限定モデルで純正612PSから720PSへ

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メルセデスベンツ W213型 E63S AMG Edition1(2019年式)のECUチューニングとバブリング設定を施工しました。以前に同オーナー様のE53 AMGをご依頼いただいたことがあり、今回は買い替え後の車両での再度のご依頼です。M177型4.0LのV8ツインターボを積み、純正612PSからチューニングにより720PSまで引き上げています。マットブラックのボディカラーは国内向けにごく少数しか導入されておらず、そのうち左ハンドル仕様はさらに限られる希少な1台でした。サイドミラー下のライトはオプション部品を追加した仕様で、外装面でも通常のE63Sとは異なる特徴を持つ個体でした。

ECUチューニングとバブリング施工で入庫したメルセデスベンツE63S AMG Edition1
日本限定仕様のマットブラックのメルセデスベンツE63S AMG Edition1

車両情報

車種メルセデスベンツ W213 E63S AMG Edition1(4.0L V8ツインターボ/M177型)
作業内容ECUチューニング(OBD書き換え)/バブリング設定
出力純正612PS → 720PS(+108PS)
作業日2023年8月5日
施工店mbFAST Tuning

作業内容

ECUチューニング

車両のECUプログラムをOBDポートから書き換え、ブースト圧・点火時期・燃料噴射のマップを調整しました。E63S Edition1は日本仕様として台数が限られる車両ですが、制御ロジック自体は同型のM177型エンジン搭載車と共通するため、通常のE63Sと同じ手順でデータを作成できます。無印のE63(4Matic+)は純正571PSですが、本車両はE63Sグレードのため純正612PSが基準値です。そこからチューニングで720PSまで引き上げており、Sグレード基準で+108PSの上乗せとなりました。

M177型V8ツインターボエンジンを搭載したE63S AMG Edition1のエンジンルーム

パーツの追加・交換は行っておらず、あくまでECU内部のマップ変更のみで数値を伸ばしています。純正データは施工前に保存しているため、点検等で元の状態に戻したい場合にも対応可能です。台数の少ない限定仕様であっても書き換えの手順自体は通常個体と変わらないため、希少車だからといって特別な追加費用や長い作業時間が発生するわけではありません。

バブリング設定

アクセルオフやシフトダウンのタイミングでアフターファイヤー音が出るバブリング設定を、同じ書き換えの中で組み込みました。720PS仕様の余力ある出力とあわせて、サウンド面でも存在感のある1台に仕上がっています。マフラーの交換は行っておらず、純正の排気系のままで音の制御のみを追加している点も、パワー面のチューニングと共通する考え方です。

ECUチューニングで720PS仕様となったE63S AMG Edition1

納車後の試走では、通常走行域ではおとなしく、アクセルを踏み込んだ際にしっかりと存在感が出るセッティングに調整しました。720PSという出力に見合った音量・音質になるよう、書き換え時に複数パターンを試したうえで最終的な設定を決めています。

作業のポイント

この車両は国内向けにごく少数しか導入されていない仕様で、左ハンドル個体はさらに限られます。希少な1台であっても施工の考え方は通常のE63S系と変わらず、パーツ交換を伴わないECU内部の書き換えだけで純正比+108PSまで引き上げつつ、バブリング設定も同時に組み込める点が特徴です。オーナー様は以前にE53 AMGでもご依頼いただいたリピーターで、車両を乗り換えた後も同じ考え方でチューニングをご依頼いただきました。

限定モデルや希少車のチューニングでは「特殊な個体だから対応できないのでは」というご不安を持たれる方も多いのですが、エンジン型式が共通していればデータ作成の考え方は通常個体と変わりません。今回のE63S Edition1もM177型エンジン共通のロジックで問題なく対応できました。

オーナー様には以前のE53 AMGでの施工内容にもご満足いただいており、今回の乗り換え後も同じ考え方でのチューニングをご希望されました。数値としては純正比+108PSと大きな上乗せですが、体感で効いてくるのはアクセル操作に対する反応の鋭さと、踏み込んだ際の伸びの良さです。バブリング設定も含めて、720PSという出力に見合った仕上がりに調整しています。

よくあるご質問

Q. E63とE63Sで純正出力は違いますか?

はい。無印のE63(4Matic+)は純正571PS、E63Sは純正612PSとなっており、グレードによって基準値が異なります。チューニング後の数値もこの基準値からの上乗せ幅で見ていただくとわかりやすくなります。本車両はE63Sグレードのため、612PSを基準に720PSまで引き上げています。

Q. 希少なモデルでもECUチューニングはできますか?

対応できます。台数の少ない限定モデルであっても、搭載エンジンが同型であれば通常グレードと同じ手順でデータを作成できます。本車両もM177型4.0L V8ツインターボ搭載車として共通のロジックでチューニングしており、特殊な追加作業は発生していません。

Q. バブリングとECUチューニングは同時に施工できますか?

同時に施工できます。1回の書き換えで出力アップ用のマップとバブリング用の制御を両方組み込みますので、別々にご依頼いただくより作業時間を抑えられます。本車両も1度のOBD書き換えで両方の設定を反映しています。

施工動画

720PS仕様に仕上がったE63S AMG Edition1のバブリングサウンドは、動画でご確認いただけます。

この施工の詳しい経緯は mbFAST Tuning 本店ブログの記事 でもご紹介しています。

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