トヨタ 220系クラウン 3.5ハイブリッド(8GR-FXS)ECUチューニング施工|現行クラウン初施工、高速道路で実走テストまで

トヨタ 220系クラウン 3.5L ハイブリッド(8GR-FXS)の、ECUチューニングの施工をご依頼いただきました。

クラウンのECUチューニングは、これまで210系アスリート 3.5(2GR)や210系ハイブリッド、200系・180系と数多く施工してきましたが、現行の220系、しかも3.5リッターのマルチステージハイブリッドは初めてのご依頼です。書き込み後は夜の高速道路で実走テストまで行いましたので、その様子も含めて記録しておきます。


220系クラウン 3.5ハイブリッドというクルマ

220系クラウンの3.5は、3,456ccのV6「8GR-FXS」にモーターを組み合わせたマルチステージハイブリッドです。エンジン単体で299ps/356Nm、モーターを合わせたシステム最高出力は359ps。レクサスLS500hやLC500hと同じ心臓を積んでいて、クラウンの中では現時点で最もパワーのあるグレードです。

ただ、オーナー様からのご相談は「もっと速くならないものか」とのことでした。ハイブリッドは燃費と静粛性を優先した制御になっていおり、またNAということもあってもっとパワーは上がるのか、どうしてもきついのではという懸念はありました。ここをECU側で見直すのが今回の狙いです。

220系クラウンの8GR-FXS 3.5L V6ハイブリッドエンジンルーム
8GR FXSオレンジの高圧ケーブルがハイブリッドであることを物語っています

今回の施工内容は?

  • ECUチューニング(8GR-FXS 3.5L V6ハイブリッド用データ)

NAエンジンなので、ターボ車のように「ブーストを上げて大幅にパワーを出す」チューニングではありません。点火・燃料・スロットルの特性を見直して、アクセル操作に対するエンジン側の反応を全域で引き上げるのが主眼です。


書き込みはOBDから。ハイブリッド特有の注意点

220系クラウンの運転席にノートPCを接続し、OBDからECUチューニングの書き込みを行っている様子

書き込みは運転席足元のOBDポートから行いました。エンジンECUを開ける必要はなく、内装やハーネスには一切手を入れていません。純正データは施工前に必ず保存していますので、ディーラー入庫の際などに戻すことも可能です。


高速道路で実走テスト

ECUチューニング後の220系クラウンで夜の高速道路を実走テストしている車内からの風景

初施工の車種ということもあり、書き込み後はそのまま高速道路に出て実走テストを行いました。確認したのは、合流時の加速、巡航からの追い越し加速、そしてエンジンとモーターの切り替わりに違和感が出ていないか、の3点です。

追い越し加速では「モーターとエンジンの出力が一体になって伸びる感覚」「EV走行への切り替わりの挙動はそのまま」などチェックランプ・警告表示なし、ハイブリッドシステムのエラーもなく、問題なく完走しています。


220系クラウンのオーナー様へ

「ハイブリッドだからECUチューニングはできない」と思われている方が多いのですが、エンジン側の制御はガソリン車と同じようにECUが持っています。220系クラウンの3.5ハイブリッドも、今回の施工で対応車種に加わりました。2.5ハイブリッド(A25A-FXS)や2.0ターボ(8AR-FTS)についても、ご相談ください。

クラウン各世代の料金はトヨタの価格・スペック表をご覧ください。220系は新規対応車種のため、車検証の型式・年式をお知らせいただければ個別にお見積りします。ご相談・お見積りは無料です。

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