フェラーリF8 フルストレート バブリング OPFカット施工 ECU書き換え

お世話になります。今回は「フェラーリF8」の「バブリング施工」と「OPFカット」仕様にECU書き換えさせて頂きました。

OPFって何?!

近年、欧州車を中心にOPF(Otto Particulate Filter / オットパティキュレートフィルター)が標準装備されるようになっています。これは、排ガス規制の強化により、直噴ガソリンエンジンから排出される微粒子(PM)を抑制するための装置です。しかし、チューニングやパフォーマンス重視のカスタムを行う際には、OPFが障害になることがあります。

排ガス規制によるもの

欧州連合(EU)は、自動車の排ガスを抑制するためにユーロ排ガス規制(Euro Emissions Standards)を段階的に厳しくしてきました。近年では、「ユーロ6」が適用され、特に「ユーロ6d」では実際の走行環境に近い形で排ガス測定が行われています。そのため、PM(微粒子)やNOx(窒素酸化物)の排出がより厳しく管理され、OPFの搭載が事実上必須になりました

OPFは、ディーゼルエンジンに搭載されるDPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)と似た働きを持ち、エンジンの排ガスに含まれる微粒子をキャッチし、定期的に再生(Regeneration)というプロセスで燃焼・除去します。この再生が適切に行われないと、フィルターが詰まり、エンジン性能の低下や警告灯の点灯につながります。

今回のようにマフラーフルストレートですと以下の写真のようにOPFによる保護リミッターが作動します。

ECU書き換えでOPFカットとバブリング

右リアタイヤハウス内にECUがあります。取り外してデータを読み取り、この車両に合うようにバブリング及びOPFカットデータを作成しました。

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MAMORU SARAYA