お世話になります。この度、自动调谐器の代理店となりましたので、そのご報告と自动调谐器についてご案内します。自动调谐器はルクセンブルクに本社があり、世界で45か国、134店舗の代理店を持つECUチューニング業界では有名で一般的に使用されているツールです。様々なECU書き換えができ、最も価格あたりに対して対応車種が多くコストパフォーマンスに優れています。(2024年3月時点で560以上のECU、15000以上の車種に対応)
AutoTunerの対応車種
世界中の車種に対応しており、有名欧州車はもちろん、一部の国産車も対応してます。ざっくりですがメーカーごとの対応状況をご説明します。
- ベンツ・BMW・Porsche・Audi・Volkswagen等のMG1シリーズ系
- 2020年7月以降製造のECUはロックがかかっているため、書き換え不可です。製造日と日本の年式とは一致してません。経験上ですが、ベンツは2021年式以降できませんでした。BMWは2021年式はできましたが、月によってはできない可能性もあります。
- ベンツ
- GT43AMG, 53AMG, 45sAMG:MG1を使用してますので、上述をご参照下さい。
- 63AMG(M177,178):ECUはMED17.7.5で、2021年式までは書き換えできました。
- トヨタ、Lexus
- GT86, GR86は非対応。GRヤリスは一部可能で未対応だった場合、mbFAST Tuning取扱店は弊社にECU郵送で書き換えします。
- 日産
- OBDからデータを読めるため原則対応だが、Z33の一部は未対応。
詳細な対応リスト以下をご参照ください。
対応車種はこちらからご確認ください。(Autotuner公式ページ)(対応車種に関するお問い合わせは弊社で承っておりません。)
MasterとSlaveの違いについて
AutotunerにはMasterとSlaveがあります。Masterは弊社mbFAST Tuningが持つような親機となるツールです。実際にECUデータを読み込み・編集(別途購入)・書き込みができ、いわばプロ向けのツールです。それに対しSlaveはMasterに紐づいた子機のツールです。ECUデータの読み書きは可能ですが、ファイルは暗号化されて確認・編集ができないようになっており、Masterのみがデータを解除できます。こちらはMasterに紐づいた代理店向けのツールになります。紐づいていない他のMasterでは暗号化解除ができないため、コピーや流用されるのを防ぎます。
您需要什么?
- PC(必須)
- ノート型を強く推奨します。
- 対応OS:Windows 10 (32 または 64 bits)
- x86 processor (Intel or AMD) > 2.5GHz、4 GB RAM
- HDDまたはSSDの空き容量が2GB以上であること
- 2.0 USBポート1つ
- 解像度:1920×1080以上
- MacやBootcamp・仮想ディスプレイによるWindowsは非対応
- インターネット(必須)
- セットアップ・読み込み・書き込み中に必要です。テザリングでも大丈夫です。
- 5Mbps以上であること。
- 電源
- ポータブル電源をお勧めします。OBDからによる書き込みで時間がかかる車種があり、その間は常にキーオンの状態なのでチャージャーとセットの組み合わせでバッテリー上がりを防ぎます。書き込み中の万一の停電に備えてポータブル電源が良いと思います。またOBDからではなくECU脱着が必要なMaseratiやベンツ 35AMG系、45sAMG系、53AMG系などは外部から電源が必要なので、施工予定がある方はご用意ください。
- バッテリーチャージャー
- 前述の説明をご参照ください。
- 診断機
- ECU書き換え後、エラーが出ることがあり、消去するのに使います。
- ECUデータ編集ソフト(Masterのみ)
- Autotunerはあくまで読み書き専用機です。データの確認・編集には別途編集ソフトをご用意頂く必要があります。
価格について
mbFAST TuningもAutotunerを推奨してます!
mbFAST Tuningの取扱店様にもAutotunerをご購入頂いて施工に活用頂いてます。ECU書き換えツールは非常に高額でどれを購入すればいいか迷われる方も多いです。Autotunerはその中でも年会費がかからない唯一のツールで更に弊社取扱店になる方限定でツール代を一部負担することでかなりお求めやすい価格になりました。