AutoTunerとは
AutoTunerはルクセンブルクに本社があり、世界で45か国、134店舗の代理店を持つECUチューニング業界では有名で一般的に使用されているツールです。様々なECU書き換えができ、最も価格あたりに対して対応車種が多くコストパフォーマンスに優れています。(2024年3月時点で560以上のECU、15000以上の車種に対応)
対応車種
世界中の車種に対応しており、ほとんどの欧州車、一部の国産車に対応してます。代表的な車両について補足説明させて頂きます。
ベンツ
- ほとんどの車両に対応。
- 新型の45s(M139), 53(M256),ディーゼル車のうち、2020年7月以降製造のECU搭載車はBoschプロテクトにより書き換え不可。(年式により判別は厳しい。要現車確認。)
BMW
- ほとんどの車両に対応。
- E型のV10 M5, M6はベータ版
- ベンチアンロック対応により、bm3等のOBDフラッシャーで施工を可能にさせる。
- 但し、2020年7月以降製造のECUはアンロック及び書き換え不可。(2021年式まではできる可能性あり)
Audi, Volkswagen
2006年式あたり以降のほとんどの車両に対応。それ以前はBeta版も比較的ある。
Ferarri・Maserati
- 458,488,FF,F12,812,GTC4,Portofino,F8,California Tなど様々な車両に対応。
- ターボ付きである新しめのクアトロポルテ(6th)、ギブリ、レヴァンテに対応。
- Granturismo, Quatroportte(5th)は不可。
Abarth/FIAT、Alfa Romeo
ほとんどの車種に対応。
トヨタ・Lexus
- クラウン200系、マークX、IS,GS,RC,LSの2.5L-4GR, 3.5L-2GR, 4.6L-1URの対応確認あり。
- GRヤリスも可。(たまに対応していない場合もあり)
- GT86, GR86は不可。
日産・Infiniti
- OBDからデータを読めるため対応(一部は未対応。)
- 400Rは不可
MasterとSlaveの違いについて
AutotunerにはMasterとSlaveがあります。Masterは弊社mbFAST Tuningが持つような親機となるツールです。実際にECUデータを読み込み・編集(別途購入)・書き込みができ、いわばプロ向けのツールです。それに対しSlaveはMasterに紐づいた子機のツールです。ECUデータの読み書きは可能ですが、ファイルは暗号化されて確認・編集ができないようになっており、Masterのみがデータを解除できます。こちらはMasterに紐づいた代理店向けのツールになります。紐づいていない他のMasterでは暗号化解除ができないため、コピーや流用されるのを防ぎます。
必要なものは
ノートPC(必須)
ノート型を強く推奨します。
対応OS:Windows 10 or 11 (32 または 64 bits)
プロセッサ:x86 processor (Intel or AMD) > Intel i5 クアッドコア相当以上(推奨)
メモリ:8 GB RAM以上
HDDまたはSSDの空き容量が2GB以上であること
USB2.0以上のポート1つ
解像度:1920×1080以上
MacやBootcamp・仮想ディスプレイによるWindowsは非対応
インターネット(必須)
セットアップ・読み込み・書き込み中に必要です。テザリングでも大丈夫です。
5Mbps以上であること。
ポータブル電源及びバッテリー充電器(推奨)
診断機(推奨)
ECU書き換え後、エラーが出ることがあり、消去するのに使います。
例)Autel MK808S-TS
ECUデータ編集ソフト(Masterのみ)
mbFAST TuningのFC加盟希望の方は不要なソフトです。
Autotunerはあくまで読み書き専用機です。データの確認・編集には別途編集ソフトをご用意頂く必要があります。
mbFAST TuningもAutotunerを推奨してます!
mbFAST Tuningの取扱店様にもAutotunerをご購入頂いて施工に活用頂いてます。ECU書き換えツールは非常に高額でどれを購入すればいいか迷われる方も多いです。Autotunerはその中でも年会費がかからない唯一のツールで更に弊社取扱店になる方限定でツール代を一部負担することでかなりお求めやすい価格になりました。